サウジアラビアのキング・ハーリド国際空港で10月6日、中国人観光客が「Go back to China!」とシュプレヒコールを上げた出来事がSNSで話題になっている。飛行機の搭乗時間の遅延に苛立った乗客が航空会社に対して抗議の意思表示をするはずが、衝撃的なフレーズとなったことで、空港には困惑した表情で呆然としていた乗客も少なくなかったようだ。
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上海市が外国人旅行客向けのサービスをオンラインとオフラインの双方で強化している。「外国人向けワンストップ総合サービスセンター」は2空港3ターミナルで運営が行われる運びとなった。シャワールームやカプセル型睡眠施設等、今後もさまざまな付帯施設の設置が進められていく見通しだという。
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日本では、9月20日の「空の日」を皮切りに、全国の空港や関連施設でさまざまなイベントが予定されている。今年はJALの国際線就航70周年やANAのA380就航5周年など、航空業界の節目を祝う記念行事も少なくない。
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日中路線が充実してきた。日本航空(JAL)の子会社であるスプリングジャパンは9月1日から成田-大連の直行便を開設した。一方、海南航空が同日、北京-羽田間で週3便の往復運航を開始している。
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9月11日、天津濱海空港でドローンが制限空域に侵入し、一時期全便の離着陸が停止する事態に発展した。3,000人以上の乗客に影響を与えたこの出来事は、「低空経済」の成長と安全リスクが表裏一体にある状況を浮き彫りにした。
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航空業界は、持続可能航空燃料(SAF)の導入や価格競争の激化などで大きな変化を迎えている。ウクライナ戦争や燃料不足の影響で欧米勢が中国路線で劣勢に立たされる中、中国の航空会社が競争優位を拡大している。今後の国際線動向や日中路線の新規就航・増便の行方にも注目が集まる。
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中部国際空港が発表した2024年6月の旅客数は前年同月比27%増の85万1934人に達し、台湾やフィリピン、ベトナムからの需要が堅調だ。出遅れ感のあった日中路線も回復が進んでおり、中国南方航空の大連線が増便されたことも注目される。地方空港への就航、運航再開の動きも続いている。
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「日中線で運航キャンセルが連鎖、中国航空会社の増便計画にブレーキか?」では、相次ぐ日中航路の運航キャンセルの発表内容についてお伝えさせていただいた。しかし、ここに来て再び増便・再開のニュースが目立ってきた。富士山静岡‐杭州線や富山‐大連線、さらには神戸・大阪‐上海の“海路”等の動きに注目してみよう。
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新型コロナウイルスの対応策として航空会社が設定していた客室乗務員のマスク着用のポリシーがついに全面的に撤廃される運びとなった。先陣を切ったのは海南航空グループで、その他の中国航空会社もこれに追随し、マスクを着用しない乗務員の笑顔を映したスナップをSNSで共有している。
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LCCは旅行者にとって渡航コストを抑える選択肢として魅力的だが、手荷物や座席選択など追加料金で予想外の出費を強いられることもあるので事前にサービス規約を十分に把握しておく必要がある。また、“ブラック航空券代理店”と呼ばれる非正規販売者によるトラブルも散見され、正規のルートでの購入を心がけることも必要だ。
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ゴールデンウィーク終了後、中国の航空会社が日中航空路線の運航キャンセルを相次いで発表したことが波紋を呼んでいる。その背景にはどんな事情があるのだろうか。
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スカイバジェットなどの航空情報サイトによれば、各航空会社は夏季スケジュールを調整し、日中航路の新規就航、増便、運航再開計画を発表している。中国南方航空の新サービスやANA、JALの燃油サーチャージ値上げについても取り上げる。
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英SKYTRAXが発表した2024年の「世界の空港ランキング・トップ100」で、ドーハ・ハマド国際空港が世界一に輝いた。過去12回に渡って首位の座にあったシンガポールのチャンギ国際空港は2位だった。日本の空港が国際的に高い評価を集めたことも注目された。
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中国東方航空グループが国際線の拡充を進めている。ヨーロッパ、オセアニア、中東路線では2019年の水準を超える運航本数を実現した。日中路線についても路線増設や増便が続く。4月後半にも新たな動きが予定されている。
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春秋航空が2024年4月24日より成田/東京と石家莊間に新たな航空路線を開設する。週2回の往復運航で、使用機材はエアバスA320型機を予定している。
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中国訪日観光客の回復が遅れていると言われていますが、2024年に入ってから中国訪日観光客の伸び率が激増し、日本都市圏のみならず、地方部にも訪ねる中国観光客も増えていると見られます。中国訪日観光客については再びピークを迎えるのか?catalyst-crossing編集部が中国情勢と日本と中国が発表したデータに基づいて説明いたします。
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上海航空は、2024年4月25日から富山-上海浦東線の運航を週2便から週3便に増便する。中国東方航空グループは日本発着路線の拡大を積極的に進めている。
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前回、Weixin/WeChat公式アカウント(微信公衆号)で中国を発着地とする「最長航路」について取り上げた。その対極にある「最短航路」に焦点を当ててみると、大連‐煙台、香港‐広州、上海‐杭州などが候補として挙がるが、実は「航路」という概念を覆す交通手段も登場している。上海から蘇州まで“航空移動”の所要時間は約25分。そんなeVTOL技術を活用した「空飛ぶタクシー」について紹介しよう。
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世界各国の航空会社は、より遠く、より速く目的地に到達するための超長距離国際線の開設に力を入れているかのようだ。中国のネットでも“最長航路”をテーマとした情報が賑わいを見せてきた。以下、最近のトピックを取り上げてみよう。
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夏ダイヤの移行に伴い、アジア圏内の航空路線でも新規就航や増便等、活発な動きが見られている。香港エクスプレス航空、香港航空、中国東方航空がそれぞれ西日本の地方都市と中国本土、香港を結ぶ路線において増便予定であることを発表した。
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