近年、中国の大都市では、公共交通機関における乗車ルールやマナーの徹底を呼びかける動きが鮮明になっている。広州市は今年(2024年)1月1日から新たな条例が施行となり、以来、ペットの連れ込みや電子機器の“音漏れ”行為が禁止されている。上海市では“音漏れ”行為の通報体制を充実させることで、違反行為の取り締まりを効率化している。一方、高速鉄道では“静音車両(ミュート車両)”の導入が本格化している。
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「第3回上海ジャパンブランド展が6月21日から23日まで、上海市中心部の商業施設『美羅城』の戸外スペースで開催される。本イベントは、日本の商品や文化を中国の消費者に紹介し、その魅力を堪能してもらうことを目的としている。ステージイベントや多彩な展示を通じて、日本と中国の経済・文化交流が一層深まることが期待される。
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上海地下鉄9号線の合川路駅(閔行区)で6月19日に発生した死傷事件の波紋が大きい。駅内の安全検査の形骸化に対する懸念や、AIを用いたデマ情報の流布の問題にも注目が集まった。市民の安全意識の向上も重視されており、確かな心がけが必要だ。
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マーサー(Mercer)が発表した「Cost of Living Survey(生活コスト調査)」の2024年度版レポートによると、香港特別行政区が3年連続で世界で最も生活コストの高い都市となった。香港の生活コストの高さは「北上消費」の傾向を強めている。なお、ランキングでは、上海と北京が順位を下げ、上海は23位、北京は25位となっている。東京は49位と、50位以内をかろうじて保ったものの、昨年の19位から大きく順位を下げた。
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6月15日、“上海環状高速鉄道”が開通した。日本の北陸新幹線延伸を上回るインパクトを持つニュースである。リニア中央新幹線の工期延期が注目される中、日本は新幹線の環状化で中国に先行された現実が浮き彫りになった。このほど実現した“上海環状高鉄(高速鉄道)”の概要を見てみよう。
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QRコード誕生30周年を迎えた今年、日本の鉄道業界が磁気乗車券の全廃に向けて動き始めたことが話題になっている。JR東日本と関東私鉄7社は2026年度末までにQRコード乗車券へ完全移行する計画を発表した。一方、先進的なデジタル化を実現した上海メトロでは紙製「QR片道乗車券」の試験導入が開始されて1年が経過したが、拡大の兆しはまだ見られていない。
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浙江省温州市で開催された第6回長江デルタ統合発展ハイレベルフォーラムにおいて、安徽省に144時間ビザなしトランジット政策が拡大されることが発表された。これにより、所定要件を満たした54か国の外国籍旅行者が上海、南京、杭州の港を通じて入出国し、最大6日間の滞在が可能になる見通しだ。
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第26回上海国際映画祭が6月14日に開幕する。日本からは61作品が出品され、日本映画ウィークにも注目が集まる。一方、日本国際交流基金がオンライン映画祭「JFF ONLINE 2024」を開催している。『ゴジラ-1.0』や『君たちはどう生きるか』のオスカー獲得で世界が熱い視線を注ぐいま、日本の映像コンテンツはよりいっそうの飛躍を遂げる時機を迎えている。
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上海市と大阪・神戸を結ぶ第3代「鑑真号」が6月11日、大阪に初入港を果たした。当面は貨物輸送にとどまるが、9月から旅客業務の再開が見込まれている。大阪市は今年、上海市との友好都市締結50周年を迎え、来年は大阪万博開催を控える。新造船の就航を受けて、日中間の人の往来と物資輸送の活発化に繋げたいところだ。
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香港と北京・上海を結ぶ“夜行新幹線”が6月15日から運行を開始する。中国国家鉄道集団、中央政府香港マカオ(港澳)弁公室、香港鉄道部門の合同プロジェクトで実現する寝台特急で、既存の普通直通列車のアップグレードが図られた形だ。通関手続きも合理化されており、利便性が格段に向上する。
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広州市は、「広州市総合立体交通ネットワーク計画(2023-2035年)」にもとづき、広州と上海を結ぶ高速リニア鉄道や主要空港の拡張を計画している。実現すれば広州市の交通インフラが大幅に強化され、国内外の主要都市との移動時間を劇的に短縮する。低空域を利用した「低空経済」の振興も方針に掲げ、新たな経済成長につなげていく青写真を描いている。
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上海市文化観光局は、5月19日の「中国観光の日」(中国旅游日)に、外国人観光客向けプリペイドICカード「Shanghai Pass」を発表した。このカードは実名登録が不要で、中国全土の330以上の都市の公共交通機関や観光地、ショッピング施設で利用可能だ。さらに、さまざまな特典が付帯されており、外国人観光客にとって移動と支払いが一層便利で快適になることが期待されている。
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「上海国際コーヒー文化フェス」が5月1日に盛大に開幕し、上海がコーヒー文化と国際都市としての魅力を世界に向けて発信している。市内各所で多彩なアクティビティーが展開されており、中国のコーヒー市場を牽引する旺盛な消費の実態が“業界白書”で詳細に解析された。
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ゴールデンウィーク終了後、中国の航空会社が日中航空路線の運航キャンセルを相次いで発表したことが波紋を呼んでいる。その背景にはどんな事情があるのだろうか。
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上海税関のデータによると、今年の第1四半期に中国に出入国した旅客数がのべ782.9万人に達した。昨年同期と比べて3.5倍の増加を記録しており、2023年第4四半期と比較して23.8%増加した。一部の国に向けたビザ免除政策や海外客の決済環境が改善されたことを受け、中国観光のハードルが下がったことが功を奏した。空港では通関手続きの時間短縮も行われており、観光スポットでも利用体験を快適にするために次々と新サービスが打ち出されている。
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上海地下鉄で混雑対策が進行中だ。改札口のデフォルトモードを”閉鎖方式”から“開放方式”へ変更する試験が一部の駅で行われている。利用者にとっては何かと不評なセキュリティーチェックについても改善の動きが見られており、今後の改革の行方を見守りたい。
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上海のMaaS(マース、Mobility as a Service)プラットフォームである「随申行」(SuiShenXing、英語名SH MaaS)の英語版が15日にアップデートした。ユーザーの居場所地区の公共交通の運行状況も把握できるようになっている。
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上海のタクシー大手、大衆交通がこのほど中国銀行と提携し、上海のタクシーを利用する外国人旅行者や出張者に向けて外国発行のクレジットカードによる決済サービスを開始した。中国のタクシー会社では初めての試みで、まずは50台からスタートし、6月末までには1000台へ拡大する見通しだ。
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上海市は、同市を訪れる外国人観光客や出張者の利便性を高めるため、決済環境の国際化を積極的に進めている。国際クレジットカードの受け入れを拡大し、地下鉄やタクシーでの決済を可能にしたのもその政策の一環だ。
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スポーツ用品大手のディカノン(DECATHLON)が、コーヒーショップ業界への新たな一歩を踏み出した。上海五角場店内に開設された1号店では、運動とカフェ文化の融合を目指している。
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