中国の主要都市では、高速鉄道や地下鉄(軌道交通)の発展に伴い、公共バスの運営が転換期を迎えている。都市ごとの対応はさまざまで、利便性向上を目指した改革が行われることもあれば、コスト削減が目的の動きも見られる。
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ヤクルトの上海工場が昨年12月6日に生産を停止した。これまで同工場が担ってきた機能は他工場に移転されている。激化する中国の"腸道健康"市場において「養楽多」と「益力多」が今後どんな価値を創造していくのかが注目される。今年はヤクルト創業90周年。“つばめ”のようなしなやかな飛翔が中国で見られることに期待したい。
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2025年版「ヘンリーパスポートインデックス」が発表された。日本のパスポートの順位はシンガポールに次いで単独2位と“値千銀”の地位にある。しかし、パスポート保有率は低迷し、世界2位の価値を活用している日本人は少数派だ。身分証明としての効力も日本国内では弱くなっている。
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中国のコーヒーショップ市場は、国内外ブランドがシェアを競い合う激戦区となっている。瑞幸(ラッキンコーヒー)、庫迪(コッティコーヒー)が低価格キャンペーンを積極的に展開するなか、中堅ブランドや独立系ショップの閉店が相次ぐ。一方、異業種からの新規参入の波が止まらない。
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「春運」が今日、1月14日からスタートした。期間中の鉄道利用者はのべ5億人超に達し、過去最高を更新することが予測されている。新型列車の増発や空港のチェックイン効率化など、各分野でラッシュ対策が進行中だ。
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暖冬が続く近年。それでも1月8日から「三九節」に突入すると寒さが本格化してきた。中国の農暦に基づくこの時期は、厳しい冬を乗り越えるための知恵と習慣が重要になる。「三九節」に見られる中医学や食文化における役割が再認識したい。
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在中国日本国大使館は1月7日、中国内で流行中の呼吸器疾患に警戒を呼びかけた。インフルエンザやヒトメタニューモウイルスなど複数の病原体に注目が集まる中、感染予防対策の徹底が求められている。
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2025年1月1日から中国で施行された新たな法規には、退職年齢の引き上げやデータセキュリティの強化、関税の調整など、日本企業に影響を与える内容もある。上海では外国語教育機関に関する厳格な基準の導入などの制度改正が行われた。また、来年から施行される新増値税の動向についても注視が必要だ。
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1月5日、中国全土で新しい鉄道ダイヤが運用を開始し、都市間移動のスピード向上が実現した。しかし、上海と香港を結ぶ高速鉄道で所要時間が増加するという予想外の現象も見せている。新ダイヤの注目点と今回の鉄道網の進化についてあらましを見ていこう。
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中国の都市ではトイレが設置された喫茶店を見つけるのに難儀することがあっても、スマートフォンの充電スポットを探すのは比較的容易い。一方、日本では公共の電源利用が窃盗罪に問われるリスクがあるので要注意だ。
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企業名や製品名には、創業者の熱い理想や独自の哲学が宿っている。古今東西の思想や古典が織り込まれ、しばしば人々の心を揺さぶる物語が潜んでいることもある。今日は旧暦12月8日、臘八節(ラーパージェ)。この伝統行事との奇妙な縁が見え隠れするブランドの話題にちなみ、奥深い思想を名前に秘めた日本企業をピックアップした。
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広州地下鉄11号線の開通に続き、深圳でも「環状地下鉄」の建設工事が進行中だ。上海では地下鉄26号線の動向に注目が集まる。環状地下鉄の利便性は高いが、利用者の頭を悩ませるのが運行方向を示す「内回り」と「外回り」という呼称である。
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2024年はAI産業の急成長、自動車業界再編の動き、ゲーム業界のブーム、小売・外食業界での閉店ドミノ等、ビジネスの世界でも印象的な出来事が続いた。景気動向、技術革新、市場ニーズの変化がもたらす新たなチャンスと課題が浮き彫りになるなか、中国メディアが報じた日本企業の動向に関わる話題を10本選んでみた。
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アプリやサービスで貯まったポイントを忘れずに有効活用するためには年末も一つの目安となる。中国の3大通信キャリアのポイント交換は簡単かつ有益!通信費と交換して越年失効を防ごう!
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上海市の「市域鉄道空港連絡線」初期開業区間59キロが12月27日に開通した。浦東国際空港と虹橋国際空港を結ぶ鉄道で、従来地下鉄2号線で1時間半かかった移動時間が40分に短縮された。スマートな設備とリーズナブルな運賃で、旅行者と通勤者双方に新たな利便性を提供している。
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中国人観光客の訪日ビザが来春から段階的に緩和される。滞在期間の延長や手続きの簡素化に加え、富裕層向けには観光数次ビザの有効期間が10年タイプのものが登場する予定だ。2025年大阪・関西万博への集客強化を含め、観光需要の拡大に期待がかかる。
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「閉店ドミノ」は2024年の中国消費市場を象徴する現象となった。競争激化と消費者ニーズの変化が影響し、贅沢市場の縮小や外資系ブランドの減退が顕著となっている。それでも神通力を失うことなく成長を続けるブランドは存在しており、様々な示唆を与えてくれる。
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短期ビザ免除が日本人に適用されている現状では、第三国を経由した中国渡航方法を活用する必要は暫定的になくなった。それでもトランジットビザ免除の制度を活用した中国渡航の方法について知っておくのは無駄ではない。韓国経由のアクセス、中国本土と香港・九龍やラオスとを結ぶ“越境”鉄道の利用などさまざまな選択肢がある。
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少子化対策と働きかた改革という共通課題に向き合う上海市と東京都。上海では「生育友好職場」をコンセプトとした就業モデルの試行が、東京では「週休3日制」の導入がそれぞれ発表され、育児と仕事の両立を目指す政策が進行中だ。
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12月20日、中国・国家言語資源監測・研究センター、商務印書館、新華ネットが共同で主催する「漢語盤点2024」イベントが開催され、2024年を象徴する国内漢字には「智」が、言葉には「新質生産力」がそれぞれ選出された。科学技術やAI分野の進展、経済戦略の方針が反映されている。
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