上海のタクシー大手、大衆交通がこのほど中国銀行と提携し、上海のタクシーを利用する外国人旅行者や出張者に向けて外国発行のクレジットカードによる決済サービスを開始した。中国のタクシー会社では初めての試みで、まずは50台からスタートし、6月末までには1000台へ拡大する見通しだ。
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上海市は、同市を訪れる外国人観光客や出張者の利便性を高めるため、決済環境の国際化を積極的に進めている。国際クレジットカードの受け入れを拡大し、地下鉄やタクシーでの決済を可能にしたのもその政策の一環だ。
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スポーツ用品大手のディカノン(DECATHLON)が、コーヒーショップ業界への新たな一歩を踏み出した。上海五角場店内に開設された1号店では、運動とカフェ文化の融合を目指している。
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中国の茶系飲料市場が激しい競争にさらされている。業界の草分けと称されたブランドに勢いはもはやなく、有名人をイメージキャラクターに起用して一時期話題をさらいながら突然の失速に見舞われているブランドもある。一方で健康志向を打ち出し、急成長を遂げている新興ブランドの興隆が目覚ましい。今後の市場地図の行方に注目が集まる。
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海外で3か月以上滞在する際、在外公館(大使館、総領事館)への在留届提出が義務化されていることをご存知だろうか。こうした義務が定められている背後には、滞在者の安全とサポートを確保する目的がある。
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2024年のメーデー休暇の日程が発表された。今年は5月1日から5日までの5連休となる。国外、国内問わず多くの観光客が各地に繰り出すことになる。昨年ブームを巻き起こした山東省淄博市のように、今年はどの街が注目を集めるかも見どころだ。
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上海を代表する高級スーパーマーケット「シティショップ」が、電子商取引の普及や新型コロナウイルスの影響で経営難に陥り、全店舗およびオンラインプラットフォームを突如閉鎖した。
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中国の28省が2023年における人口データを公表したが、常住人口が増加したのは少数にとどまった。一方、主要都市への人口集中が進んでいる。新一線都市が経済成長の新たな拠点として注目を集めている。
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中国の消費市場が大きな転換期を迎えている。百貨店や大型スーパーの閉店が相次ぎ、生鮮スーパーなどの新小売でも変調が見られる。ZARAの店舗数減少やKOSEのブランド展開の調整等も含め、中国小売業界を巡る事象について主な報道をピックアップしてみた。
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中国東方航空グループが国際線の拡充を進めている。ヨーロッパ、オセアニア、中東路線では2019年の水準を超える運航本数を実現した。日中路線についても路線増設や増便が続く。4月後半にも新たな動きが予定されている。
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2024年3月に経済誌「フォーブス」が発表した最新版の世界億万長者リストによると、AIとテクノロジー業界の勢いを背景に新たな富の潮流が見られている。MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグやNVIDIAのCEOジェンスン・ファンなど、テクノロジー分野のリーダーたちの富の増加が顕著だ。AIスタートアップへの巨額の資金流入も注目される。
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マイナンバー法改正法等の施行日を定める政令が9日に閣議決定したことを受け、デジタル庁は10日、5月27日から海外在住の日本人もマイナンバーカードの維持や取得が可能になると発表した。以下、発表内容のポイントを列挙しよう。
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中国各地の人的資源・社会保障局が設定する月額最低賃金の最新データが明らかになった。大連市が5月に引き上げを予定している。最低賃金の上昇は進出企業が直面するコスト増の課題と同時に消費拡大を牽引するエンジンにもなる。この変化に柔軟に対応し、新たな成長機会を見出したいところだ。
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春秋航空が2024年4月24日より成田/東京と石家莊間に新たな航空路線を開設する。週2回の往復運航で、使用機材はエアバスA320型機を予定している。
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上海市は2024年3月30日から12月31日まで、1億5000万元の補助金を投じて、グリーンスマート家電消費を促進する政策を展開している。消費者はエネルギー効率が高いスマート家電購入時に、最大1000元の割引クーポンを受け取れる。
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香港行政特区政府観光局が提供する「キニナル香港」が、2024年4月4日からフジテレビで放送開始となった。毎週木曜日の放送で、女優でタレントの国本梨紗さんが香港の魅力を探訪する。香港観光局のCMナレーションは藤森慎吾さんが務める。
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日本の法務省が出入国管理及び難民認定法を改正し、2024年4月1日から、年収1000万円以上の約50か国・地域の外国人を対象とする「デジタルノマド」ビザ制度の施行に踏み切った。日本でのリモートワークを支援する。
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国連世界観光機関による最新レポートによると、ビザが必要な海外旅行者の割合が減少し、電子ビザの対象者が拡大している。これは、パンデミック後の観光ビザ政策の緩和と新しいビザ形態の導入によるものである。
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上海航空は、2024年4月25日から富山-上海浦東線の運航を週2便から週3便に増便する。中国東方航空グループは日本発着路線の拡大を積極的に進めている。
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前回、Weixin/WeChat公式アカウント(微信公衆号)で中国を発着地とする「最長航路」について取り上げた。その対極にある「最短航路」に焦点を当ててみると、大連‐煙台、香港‐広州、上海‐杭州などが候補として挙がるが、実は「航路」という概念を覆す交通手段も登場している。上海から蘇州まで“航空移動”の所要時間は約25分。そんなeVTOL技術を活用した「空飛ぶタクシー」について紹介しよう。
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