中国EC業界┃業務の拡大が利益向上に寄与、『快手』は好調な業績継続

中国EC業界┃業務の拡大が利益向上に寄与、『快手』は好調な業績継続

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快手は第3四半期において、調整後純利益が31.7億元に増加し、前年同期比で17.8%増。EC業務が拡大して、第三四半期の総収益は279.5億元に達し、オンラインマーケティング、ライブコマース、その他のサービスが利益を牽引。特に「双十一」(ダブルイレブン)ではEC注文が50%増加し、GMVは624%増加。業績の好調が続き、快手は競争激化する中でのEC業界で急速に成長している。catalyst-crossing編集部が中国現地メディアの記事を日本語でお伝えします。

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快手は今年第二四半期全グループの利益データ(国際会計基準に基づく)が公開された後、継続的な経営の好調を維持しています。

今年の第3四半期、快手の調整後純利益が31.7億元に達し、前期比で17.8%増加しました。前年同期の純損失6.7億元に比べ、快手は黒字転換を果たしました。

特筆すべきことは、大手である快手は競争がさらに激化するEC業界で、自社に適したビジネスモデルを見つけ、全業界においても速いスピードで業務拡大しています。

財務報告書のデータによれば、第三四半期の収益は前年同期比20.8%増の279.5億元に達し、その中、オンラインマーケティングサービスによる収入が146.9億元で、前年比26.7%増;ライブコマース収入が97.2億元で、前年比8.6%増;その他のサービス(ECによる利益を含む)収入が35.4億元で、前年比36.6%増となり、利益の最大部となっています。

21世紀経済報の記事によると、今年の「双十一」(ダブルイレブン)において、快手の業績は優れており、大規模なプロモーションのおかげで、EC注文数が約50%増加し、参加した商人とクリエイターは100万人を超え、購入者数も1億人近くに達しました。特に、家電および家庭向け製品カテログのGMV(総取引額)は前年比で624%増加しました。

快手の創業者CEOである程一笑氏は、今夜の業績報告の電話会議で、長い時間をかけてEC事業成長の論理と将来の展望について説明しました。彼は「今年の「双十一」(ダブルイレブン)の成績は予想を上回り、業界平均を上回る成長を達成した」と述べました。

「中国のEC業界はまだゼロサムゲームとなっていないです。利益率は今後も継続的に上昇する可能性があります。弊社はEC業界の重要な役割を果たすでしょう」と程一笑氏は述べています。

EC閑散期でも売り上げが好調

財務報告書を見ると、快手の利益向上は、グループ全体的な品質向上だけでなく、ECなどの主力事業が第3四半期において業界平均を上回る成長を達成したことに起因していると分かります。

データによれば、第3四半期には、快手ECのGMVは前年同期比で30%以上増加したことがわかりました。商品供給の増加とビジネスエコシステムの継続的補完により、ユーザーの需要を更に引き出し、第3四半期の平均月間購入者数は約1.2億人に達しました。

程一笑氏は、「伝統的なECの閑散期においても、快手のECが独自の強靭さと優位性を示していると考えており、これは快手が明確かつ独自のEC戦略を有しているおかげだと述べています。その戦略は、信頼できるECの構築により、消費者が信頼できるライブコマースやコンテンツを通じて、お得な商品を発見できるように取り組んでいることです。

さらに、今年5月に導入された「川流計画」は、クリエイターと商家のエコシステムを結びつけ、快手の「半熟人コミュニティー」(ユーザーはお互いに、コンテンツを通じてソーシャル関係を築くだけでなく、アルゴリズムによるおすすめのコンテンツで新しい人と次々に出会うことができ、よりオープンな可能性を維持することができます)によるプライベート領域の成績、および広範な販売シーンの補完を十分に活用し、消費者の持続的なリピート購入のエコシステムを形成しました。

店舗運営支援の面では、第3四半期には快手が精緻な店舗分類運営システムを通じて、店舗MAUは前年同期比で約50%増加し、快手の自社ブランド「快品牌」を含む商品のGMV割合が前年同期比でさらに増加し、一部のブランドの自社ライブコマースGMVは前年同期比で100%以上増加し、成長率も四半期ごとに向上しています。

クリエイター支援の面では、快手はクリエイターたちのさらなる成長のため、引き続き分散倉庫ビジネスモデルの構築を強化し、経営資源をミドルおよびマイクロクリエイター(ミドルクリエイターはフォロワー10W-100W、マイクロはフォロワー1000-2W)により分配しています。財務報告書のデータによれば、第三四半期には快手のマイクロクリエイターライブコマースGMVの割合は2021年初の20%以上から今年第三四半期には約50%に増加しました。

プラットフォームインフラ向上の面では、快手は店舗スコア、商品スコア、およびクリエイタースコアなどの形式で、優れた店舗にプロモションーサポートしています。

最後に、社会からの注目を集めている総合シェルフEC領域に対する事業展開について、程一笑氏は、第三四半期に総合シェルフEC全体の割合が全グループGMVの20%程度を占めていると述べました。今年の「双十一」(ダブルイレブン)では、快手はECプラットフォームのトップレベルのプロモーションエントリーを店舗に公開し、イベント期間中、ECのGMVは急速に成長し、全体GMVの約10%を占めました。

また、21世紀経済報の取材で、快手ECおよび家電家具オペレーションセンターゼネラルマネージャーである李好氏によれば、多くの有名ブランドが快手との協力強化意欲を示しており、家電家具カテゴリの第三四半期の店舗月平均売上高が前年同期比で80%以上増加し、グループ全体のGMV増加にも寄与しています。

主要事業が持続的に成長

財務報告書によると、第3四半期において、快手のオンラインマーケティングサービス(広告)収入は146.9億元で、前年比26.7%増加し、同時にアクティブマーケティング顧客数は前年比140%以上増加しました。

程一笑氏は、電話会議で、第3四半期において、マクロ経済と広告主の信頼回復がまだ挑戦に直面しているとしながらも、業界の精緻な運営を深化させることにより、快手の「ECモール外広告」は回復傾向を維持し、収益率は第2四半期比で向上し、特にメディア情報、教育研修、医療などの業界で良好な進展を遂げました。

「ECモール内広告」に関しては、EC事業規模の持続的な拡大により、「ECモール内広告」の収入は引き続き強力な成長を続けています。その中で、運営理念がより多くのビジネスパートナーに受け入れられた結果、2021年第3四半期には、全体のプロモーションサービスのマーケティング顧客の消費は前期比で約5倍に増加しました。

「ECモール外広告」に関しては、快手は精緻な運営戦略に従い、金融、交通、不動産、ゲームなど異なる業界の要件に合わせて異なるカスタマイズソリューションを提供しています。

また、注目すべきは、現在大人気のショートビデオドラマ産業が、快手の収益率をアシストしています。夏のショートビデオドラマブームや杭州アジア大会などのコンテンツは、ユーザーの関与度を向上させるだけでなく、ヒットコンテンツと広告主のブランドマーケティング要求をより良く結びつけることにも成功しています。

たとえば、夏にオンラインで公開された商業用のショートビデオドラマ「美颜成真」は、10.9億回の再生回数をもたらしました。また、快手と中国移動の共同プロジェクト「全民冠軍夢、亜運移起行」は、9.6億回の再生数をもたらしました。

さらに、第3四半期には、快手のユーザー数も再び記録を更新し、平均デイリーアクティブユーザーは前年比6.4%増の3.87億人、平均月間アクティブユーザーは前年比9.4%増の6.85億人になりました。第3四半期末時点で、快手で相互にフォローしているユーザーペア数は322億ペアで、前年比で約40%増加しました。


元記事: 电商发力 快手盈利再攀升

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