2017年に発効した中国サイバーセキュリティ法から早くも6年が経ちました。近年、中国国内では個人情報保護への意識が高まり、サイバーセキュリティの重要性が一段と増しています。同様に、行政当局からのサイバーセキュリティ対策要件も厳しさを増しており、法に基づく等級保護認証の際、企業は社会的影響度に応じたインシデントレベルを考慮して等級が決定されます。この記事では、2022年に中国国内メディアが報じたサイバーセキュリティインシデントの一部を、クララオンラインさんが紹介します。
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以下は、中国の現地メディアが伝えた2022年のサイバーセキュリティインシデント事件の一部である。事件の概要とともに、適用された法令と罰則・罰金を整理した。なお「※調査中」とは、現地当局にて調査中であり、該当法令や罪状認否についてまだ結果が出ていない状態を示している。
現状、日系企業に関する重大インシデント事例は確認できていない。しかし、インシデントを起こさないためのリスクアセスメントは今後も重要度が増していくと考えられる。インシデントが引き起こすレピュテーションリスクだけでなく、ガバナンス体制も含めて企業は対応を求められていくだろう。
クララオンラインコンサルティング事業部では各種中国サイバーセキュリティ法対策、中国現地法人のガバナンス体制構築に関するご相談を随時お受けしております。
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