iiMediaによれば、中国最大越境ECプラットフォームの【天猫国際(Tmall Global)】は今年上半期、2,000を超える海外ブランドが当プラットフォームで中国初のオンライン店舗を開設したことが取材で分かり、多くの海外ブランドが中国へ新規参入しています。catalyst-crossing編集部が中国現地メディアの記事を日本語でお伝えします。
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iiMediaによれば、中国最大越境ECプラットフォームの天猫国際(Tmall Global)は今年上半期、2,000を超える海外ブランドが当プラットフォームで中国初のオンライン店舗を開設したことを取材で分かりました。中国に進出した海外ブランドの数で最も多かったのは、日本、アメリカ、韓国、フランス、オーストラリアとなり、トップ3のカテゴリーはヘルスケア、ビューティー、およびパーソナルケアで、それぞれ32%、20%、10%を占めています。2023年には、多くの海外ブランドが中国へ新規参入しています。
過去の1年間で、世界経済貿易の構図が大きく変わり、越境EC業界はさまざまな不確定要因の影響を受けながらも、力強く前に進めています。現在の消費回復傾向とともに、オンラインショッピングへの需要も増加しています。こうした中、越境ECの規模拡大も期待されています。政策面では、越境ECは全体的に持続的な景気回復傾向であり、行政側も越境ECの促進するさまざまな政策が相次いで実施されています。
天猫国際によると、パーソナルケア、健康食品、デジタル・家電製品、ベビー用品、ヘルスケア、家庭用品、ファッション、輸入食品、ペット用品など、9つの主要なカテゴリーで輸入ブランドの売上高が急速に増加しています。海外のブランドをさらに国内に導入するために、8月18日にグローバル展示会が開催され、計56回の企業誘致イベントが開催される計画です。天猫国際は来年には、約10,000の新しい海外ブランドを導入する予定です。
天猫国際の企業誘致担当である趙戈氏は、「天猫国際は現在、海外セレブのライブ配信機関と協力し、グローバルライブコマース配信連盟を構築しています。我らは、最も人気のある商業集積地で海外のライブコマーススタジオ拠点を設立し、海外在住の中国人バイヤー、ガイド、留学生の方々と一緒に、ショートビデオやライブコマースなどの発信手段を用い、国内市場で海外ブランドイメージを浸透させることをサポートします。」と述べた。
海外ブランドが中国市場に進出する選択として、天猫国際は現在、世界90か国以上から46,000以上のブランドが集まっており、中国の消費者に新たな多様で差別化されたグローバル商品の提供に取り組んでいます。天猫国際は越境物流、倉庫管理、サプライチェーンなどの領域で成功を収め、新しい海外ブランドの中国市場への参入をサポートし、10億以上の中国人消費者により良いサービスの提供を目指しています。
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