中国市場┃中国の98%消費者は健康意識が高く、健康食品に注目！

A．健康食品産業アライアンス誕生：98％の中国消費者の健康ニーズに応える！

（画像元：四川経済綱）

3月19日にJD.comスーパーは中国軽工業会、中国食品工業協会、中国発酵食品工業研究院、中国乳業協会等の業界協会、及び良品舗子、蒙牛乳業、ワトソンズ等の100以上のブランドと連携し、健康食品産業アライアンスが設立しました。今後中国市場に、より健康的な食品と飲料の市場参入を促進し、業界の高品質な発展を共同で支援し、消費者においしい健康食品を提供するのが目的だと強調しました。

当日会議においては、発表した「2024年京東食品飲料健康白書」による、良質消費に牽引されることで、健康的な食品を消費する中国人が増々増えていき、低糖/ゼロ砂糖、天然成分とクリーンラベルのある食品を求め、新たな消費トレンドとなっていることが示しました。

それに、中国人の健康意識の高まりに伴い、ゼロ糖食品・飲料は既に中国消費者の第一選択であることが「白書」に記載されており、98％の中国消費者は低糖・ゼロ糖食品飲料が体重や血糖コントロールに欠かせないものだと意識しています。

低糖/ゼロ糖食品飲料といえば、ワトソンズ（健康というコンセプトを持つブランド）のスパークリングウォーターはゼロ糖・ゼロ脂肪・ゼロカロリーの独自配合によって、多くの中国消費者によく選ばれています。この商品は中国消費者が求める健康ニーズを満たすだけでなく、さっぱりとした食感や多様な食べ・飲み方で消費者を引き寄せました。

さらに、中国消費者は単なる低糖/ゼロ糖を求めるのみならず、商品成分表の内容にもこだわりがあります。食品・飲料に添加物が少なければ少ないほど、健康に良いというイメージを持っている人が多いと「白書」からわかりました。そのため、ワトソンズのスパークリングウォーターの配分表は最も簡単な成分により、消費者のニーズを満たし、健康飲料業界をけん引するモノになると言われています。

B.健康食品売上は年間60％増：食品の食品成分表示はカギである！

中国における健康食品今後の傾向というと、医食同源、高繊維食、高栄養食、正確な栄養摂取、植物性タンパク質食品、天然成分、低糖/ゼロ糖質、低GI、アレルギーケア、クリーンラベル、児童健康と12個テーマを「白書」に取り上げられています。そのなかで、最も注目されるのは、「グリーンラベル（食品成分は健康の標記）」である。ただし、消費者が単に健康食品を求めると、健康に対する認識がずれる可能性はあります。それを防ぐため、消費者の認識を正しくし、健康食品をどう選択するかに関して、京東は既に中国食品研究院と連携して低GI食品専用エリアで、産地元の大量調査、信憑性の確認、臨床実践と科学普及活動を試し始めており、その効果は期待されています。

「白書」によると、80％以上の消費者は健康食品を選別する時に、食品成分のデータ表に目を向けています。京東スーパーは消費者の求めに応じて、商品の栄養成分表を明確化・強化し、通販アプリ内にも健康食品の専用カテゴリーを設置しており、「健康」等のキーワードを検索したら、関連商品が出てきて、消費者にとっては非常に便利で、安心して食品を購入するようになりました。そのため、京東スーパーで健康食品を買う消費者たちが増えていき、売上は前年度比60％増となりました。この購買力は、近年中国消費者の健康食品へのニーズが高まっており、そして食品成分表が非常に注目されていることを示しています。

C.中国シニア健康食品は中国老博会CISSE2024に「初登場」：国内外の健康産業と交流！

中国はもう既に高齢者社会に入ったため、これからの中国シニア市場がさらに拡大していくことは間違いないといえよう。そのなかで、健康食品はシニア市場の最も注目される業界だと考えられます。2024年5月末に開催する第10回中国国際高齢者博会においては、高齢者健康食品ブースを設置され、主に高齢者専用の健康食品、グリーンフード、栄養食品、美容食品など多くの種類があり、当日は国内外の食品企業に中国高齢消費者に対して商品をアピールし、購買する場を設けます。

博会（CISSE2024）で国内外の最先端技術と交流により、中国高齢者の健康食品を促進していき、海外の高齢者健康食品の最新動向を共有し、海外ブランドとのビジネス連携促進にも繋がると考えられます。